今年の夏は二つの学会に参加,発表を行いました。(今年は少な目です…)
まず,9/7~10開催の第86回応用物理学会秋季学術講演会@名城大学(名古屋)では,
M2山本君が「GeAlN薄膜の分極制御と分極反転構造膜BAW共振子」の内容で口頭発表を行いました。
初めての外部発表だったのですが,山本君らしく落ち着いて発表できていました。
質疑応答はもう少し準備をしていれば,答えられる質問だったので今後に生かしてほしいです。
そして9/15~18に開催のIEEE Ultrasonics Symposium IUS 2025 | Utrecht, Netherlandsに参加しました。例年参加している国際学会です。
この学会では昨年修了の福永君の成果で私がポスター発表を行いました。題目は「Polarization inverted SiAlN/ScAlN multilayer film BAW resonators operating in high overtone mode resonances」です。
最終日午後のセッションということで来てくれる方は少ないかも…と心配でしたが,たくさんの研究者がポスター前に足を運んでくれて有意義な発表となりました。
欧米だけでなくアジア圏からもレベルの高い研究が多くなりつつあり,なお一層頑張らねばと感じました。
ユトレヒトは過ごしやすい気温(ほぼ曇りだったのが残念…)で,学会合間に街散歩を楽しめました。きれいな街並みでした。日本以上に自転車が走っていてビックリ!
行きのフライトはロシアの上側(北極側),帰りはロシアの下側(中東側)を通過したり,街頭ではパレスチナ関連の催しがあったりと,ほんの少しだけですが昨今の複雑な国際情勢も感じることができました。